朝の駅、
清々しい空気の中で目を引いたのは、
改札を通り抜ける一人の女性だった。
白いブラウスに紺のスカート、
揺れる黒髪、
そしてマスク越しの端正な横顔。
どこか上品で、
都会の雑踏の中でもひときわ目立つ存在だった。
その佇まいに魅了されるように、
俺たちは彼女の後を追う。
友人と共にホームへ向かう彼女を尾行する。
朝の柔らかな日差しがホームに差し込み、
彼女の白い肌をやわらかく照らす。
俺たちはちょうど良い間合いを取り、
さりげなく隣を確保する。
そよ風が吹き抜け、
シャンプーの甘い香りがふわりと鼻をくすぐる。
何気ない仕草のひとつひとつに気品を感じるその姿に、
思わず視線が釘付けになる。
ホームに電車が滑り込む。
人の流れに乗るように、
彼女のすぐ近くへと足を運び押し込んでいく。
混み合った車内、
至近距離で感じる彼女の存在。
彼女は静かに視線を落とし、
落ち着いた様子で流れに身を任せた。
前後で彼女を挟むように囲んだ。
電車が走り出すと、ゆっくりと彼女の太ももに指を這わせた。
「ビクッ」
彼女がこちらを見上げた。
マスク越しでも伝わる
わずかな驚きと戸惑いの色。
彼女は再び視線を落とす。
満員電車の中、
周囲のざわめきとは裏腹に、
彼女と自分の間にはどこか特別な空気が流れているように感じられた。
それは、ほんの10分程度の出来事。
しかし、この出来事が彼女には永久に心に残る出来事となるだろう
マスク越しの彼女はいったい何を思いながら目的地まで我慢していたのか
これは、都会の朝に紛れ込んだ、日常の一部でもある
俺たちにとっては、電車の中こそ嗜好の詰まった場所。
是非、同じ趣味嗜好を持った同志たちに見てもらいたい
フレーム:3840×2160
ファイル形式:mp4
動画時間:11:09
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